
異業種交流会って、正直行くまでが億劫だった。
名刺交換して、当たり障りのない会話して、「また連絡します」って言ってそのまま連絡しない。そんなパターンを何度繰り返しただろう。起業して3年目の夏、僕はもう交流会というもの自体に疲れていた。でも不思議なもので、行かないと行かないで焦るんだよね。このまま誰ともつながらずに終わるんじゃないかって。だから月に2、3回は顔を出していた。ホテルのラウンジだったり、雑居ビルの会議室だったり、場所は色々。
ある日、取引先の人から「紹介制の会があるんだけど、一度来てみない?」って声をかけられた。絆餐会っていう名前だった。紹介制って聞いて、最初は「怪しいやつじゃないよね?」って正直思った。でもその人とは付き合いも長かったし、まあ一回くらいならと軽い気持ちで参加を決めた。
会場に着いて驚いたのは、みんなの表情が違うこと。いつもの交流会って、どこか営業モードの顔してるじゃん。「何か売りつけられるんじゃないか」「この人は何を求めてるんだろう」って、お互い探り合ってる感じ。でも絆餐会の親睦会は、なんていうか、空気が柔らかかった。
紹介制だからっていうのが大きいんだと思う。誰かが「この人なら大丈夫」って保証してくれてる状態で会うから、最初から変な警戒心がない。実際、僕を紹介してくれた人が「この人は本当に誠実だから」って事前に伝えてくれていたらしく、初対面なのにすぐに仕事の話を深いところまでできた。
そういえば、大学時代のサークルの飲み会を思い出した。あれも紹介制みたいなものだったな。友達の友達だから安心、みたいな。全然関係ない話だけど。
CANっていう会報誌がまた面白い。普通の会報誌って、広告がずらっと並んでるだけのイメージだったんだけど、これは違った。参加した人たちの事業内容や想いが丁寧に紹介されていて、読み物として成立してる。深夜にパラパラめくりながら「ああ、こういう事業やってる人いたな」って思い出したりする。で、気になったら連絡してみる。そういう自然な流れができるんだよね。
一番驚いたのは、参加者同士がお互いに代理店になったり、コラボ企画を立ち上げたりしてること。普通の交流会だと「お客さん探し」が目的だから、みんな自分の商品を売り込もうとする。でもここは違う。「この人のサービス、うちのお客さんに紹介できるかも」「一緒に新しいこと始められそう」って、協力関係を作ろうとする人が多い。
僕自身、絆餐会で知り合った人と共同でセミナーを開催することになった。お互いの専門分野が違うから、組み合わせると面白いものができるんじゃないかって話になって。一人でやってたら絶対に思いつかなかった企画だった。
少人数制っていうのもポイントだと思う。50人、100人規模の交流会だと、結局誰とも深い話ができずに終わる。名刺だけは山ほど集まるけど、顔と名前が一致しない。でも絆餐会の親睦会は5~6人、多くても10人くらい。全員としっかり話せるし、一人ひとりの顔が記憶に残る。
冬の親睦会に参加したとき、会場の窓から見える夜景がきれいだったのを覚えてる。料理の湯気と、誰かが頼んだコーヒーの香り。隣に座った人が「実は起業したばかりで不安で」って本音を話してくれて、僕も「わかる、僕も最初そうだった」って答えた。そういう、人間らしい会話ができる場所。
正直、交流会なんてどこも同じだと思ってた。でも違った。紹介制っていう仕組みが、信頼のベースを作ってくれる。そこから生まれる関係は、単なる「顧客」じゃなくて「仲間」に近い。
創業したばかりの人や、まだ交流会に参加したことない人には、ぜひ一度体験してほしい。もちろん他の交流会にも精力的に参加した方がいいと思う。色んな場所に顔を出すことで、自分に合う場所が見つかるから。その中の選択肢のひとつとして、絆餐会を知っておいて損はない。
まあ、僕も最初は半信半疑だったし、合う合わないはあると思うけど。
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