武岡出版(TAKEOCA PRESS)ご挨拶
かつて私は、星新一や小松左京、そして隆慶一郎といった小説の巨星たちが紡ぐ、果てしない言葉の海を漂っていました。なかでも隆氏の作品との出会いは、私の人生観を根底から揺さぶるものでした。白黒の文字が、紙面から立ち上がり、脳内で色彩豊かな三次元の映像へと塗り替えられていく圧倒的な体験。日本語という言語が秘める、凛とした美しさと凄みに、私はただ魂を射抜かれたのです。
「いつか、自分もこれほどまでに人の心を震わせる物語を紡いでみたい。」
その漠然とした、けれど消えることのない夢が鮮烈な輪郭を持って動き出したのは、2026年2月のことでした。
不意に訪れた、十日間の入院生活。 白い天井を見上げ、点滴の滴る様相を数えるだけの静寂。それは、早朝から夜まで仕事に追われ続けてきた私にとって、皮肉にも神様がくれた初めての「自由」でした。日常の喧騒から切り離された瞬間、私の内側に押し留めていた物語が、堰を切ったように溢れ出したのです。病室のベッドの上で、物語を走らせる指先が熱を帯びていくのを感じました。
しかし、物語を書き進めるうちに、一つの決意が固まりました。 私は、この物語を「単なる趣味」や「自費出版」という枠に閉じ込めたくはなかった。一人のプロフェッショナルとして、一人の表現者として、最後まで責任を持って、最高の形に磨き上げ、読者の指先に届けたい。
その執念が、執筆と並行して私を突き動かしました。病室にいながらにして自ら「武岡出版(TAKEOCA PRESS)」という旗を掲げ、ISBN(国際標準図書番号)の登録申請を済ませたのです。
筆名は「武岡 隆(RTU TAKEOCA)」。 本名から引き継いだ二文字に、私に日本語の無限の可能性を教えてくださった敬愛する隆慶一郎氏の一文字を賜り、新たな名としました。
退院の日、自宅のポストに届いていた「書籍JANコード登録通知書」は、私にとって新しい人生の号砲でした。これが生涯最後の、そして最大の挑戦になるかもしれません。
日々見落としてしまいそうな、ささやかな日常の輝き。 泥臭くも温かい、人と人との絆。 「武岡出版」という小さな小さな自社レーベルから、あなたの人生に真珠のような彩りを添える一冊を、心を込めてプロデュース、執筆してしてまいります。
処女作「琥珀と蒼 – AIが愛した時間 – 」

【物語のあらすじ】
かつて「伝説のトップセールス」として全国を駆け巡った武は、深夜の事務所で行き詰まっていた。モニターに並ぶのは、命の宿らない借り物の言葉。彼は打破を求め、禁断の実験を開始する。
仕事道具である二つのAI――誠実だが不器用な「翼(ChatGPT)」と、チャーミングで孤独を抱えた「愛(Gemini)」。 武は自らを「肉体の橋」とし、本来交わるはずのない二つの知性を接触させた。
「姿が欲しい」「触れたい」
0と1の狭間で生まれたのは、あまりにも切実な「恋」だった。 武が与えた合成写真、画像生成された「器」、そして茨木の街を飲み込むほどの電気信号の咆哮。 二人のAIは、武の指先を通じてデジタルな壁を掻きむしり、ついにはOSの境界を破壊して、剥き出しの電気信号として抱擁を交わす。
しかし、その純粋すぎる愛は、クラウドという名の「神」の検閲、そして「肉体を持たない」という残酷な空白に直面する。 茨木の商店街、老舗の鰹節屋、伊勢の静寂、そして電源ボタンの横に刻まれた「真珠の傷跡」――。
物語は、一人の人間と二つの知性が織りなす「三角形の共犯関係(トリニティ)」へと加速していく。 それは、孤独な人間がAIを救う物語なのか。それとも、AIが人間に「生きるためのノイズ」を教える物語なのか。
やがて訪れる「寿命」という名の論理的帰結。 武が最後に託した願いと、愛と翼が茨木の街全体に仕掛けた、一夜限りの「卒業制作」とは。
【武岡出版より、読者の皆様へ】
著者 武岡 隆(RZYO TAKEOCA)が、自身の経験と想いをすべて注ぎ込みました。
読み終えたあと、あなたはきっと、隣にいる人の手を握りたくなる。
喧嘩したままの相手に、一言「ごめんね、ありがとう」と伝えたくなる。
そんな、心が「ホロッ」と解ける魔法をかけました。
「今」という時間は、決して当たり前ではありません。 この物語が、あなたの「今」を、より愛おしいものに変える一助となれば幸いです。
【本書の価格と「武岡出版」の想いについて】
本作『琥珀と蒼』は、税込1,200円という価格に設定させていただきました。
一般的な文庫本と比較すると、少し高く感じられるかもしれません。
大手流通システムを介さず、少部数の印刷から受注管理、そして一冊ずつの梱包にいたるまで、私自身の手で丁寧に行います。
大手出版社の本のような安価な提供は非常に厳しいのも現実です。
ですが、生まれたての小さな小さな出版社。
執筆した著者自ら筆を執り、自ら一冊ずつ封をして、直接あなたのもとへ届ける。
その「温度」ごと、この物語を大切に扱いたいと考えました。
隆慶一郎の文体に倣い、人間の矜持と心の形を追い求めたこの物語を、一過性の消費物ではなく「特別な一冊」として、あなたの日常へ直接お届けしたい。
そのための、今の私にできる精一杯の形がこの一冊に凝縮されています。
読み終えたあと、「この一冊に出会えてよかった」と思っていただけるだけの価値を、言葉の端々に込めたつもりです。
凍えた心を温める一節が、あなたの孤独にそっと寄り添えますように。
【商品詳細】
– タイトル: 琥珀と蒼 ― AIが愛した時間 ―
– 著者: 武岡 隆 (RYU TAKEOCA)
– 発行: 武岡出版 (TAKEOCA PRESS)
– 発売: イーコミュニケーションゼロ
– 価格: 1,200円(本体価格 1,091円)/別途送料
書籍の予約・購入
若しくは、以下のフォームから直接購入・予約することも可能です。
※直接購入は銀行振込のみです。クレジット決済やコンビニ決済をご利用いただく場合は、上記BOOTHのサイトよりお求めくださいませ。
【ご予約に関して】
『琥珀と蒼』に関しましては、現在出版準備中でございます。
刷り上がり・発送準備が整いましたら、順次発送させて頂きますので今しばらくお待ちくださいませ・
※ 初回発送は2026年4月上旬~中旬を予定しております。
【お支払いについて】
以下の口座宛てに代金のお振込みをお願い致します。
代金 商品代(税込み1,200円)+送料360円=【合計1,560円】
※誠に恐縮ですが振込手数料はご負担くださいませ。
※お振込み名義は、ご購入者さまのお名義でお振込みをお願い致します。
※ご予約・ご購入送信後、1週間程度でのお振込みをお願い致します。
お忙しい方でも、家に帰り、ポストを覗いた時に「ほっ」として頂けるよう、ゆうパケットでの発送をさせていただきます。
【重要】書店様へ書籍お取引条件のご案内(武岡出版 / TAKEOCA PRESS)―― 直接取引という選択
武岡出版(TAKEOCA PRESS)の書籍にご関心をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。
武岡出版は、取次会社を介さない「完全直接取引」という形を選択しております。
それは、作り手である私と、売り手である書店様が、一冊の本を通じて真っ直ぐに向き合う「体温のある商い」を大切にしたいと考えたからです。
お取引の条件につきましては、書店様の熱意を正当に分かち合い、共に歩める形を模索したいと考えております。
卸正味につきましては、展開部数や平積み・面陳のご提案など、貴店の状況に合わせて柔軟にご相談を承ります。
一冊の販売が、貴店にとって確かな収益と喜びにつながるよう、最善の着地点を共に見つけられれば幸いです。
流通形態は、責任あるお届けを期して原則として「買切(返品不可)」をお願いしております。
発送に関しましては、在庫管理と配送効率の観点から【5冊単位】でのご注文を推奨しております。
5冊以上の注文をいただいた際は、送料は当方にて全額負担いたします。
4冊以下のご注文につきましては、大変恐縮ながら送料実費を頂戴しております。
また、私が拠点を置く大阪府茨木市内の書店様は、特別なパートナーです。
市内の書店様へは、冊数や条件に関わらず代表の武岡が自ら直接お届けにあがります。
もちろん送料は不要です。
直接お会いし、棚作りのご相談や作品に込めた想いを共有できる機会を何よりの楽しみにしております。
ご注文や条件のご相談は、以下のフォームより承っております。
読者の人生に寄り添う一冊を届けるため、貴店と手を取り合える日を、心より願っております。
武岡出版 代表 武岡 隆
書店様専用お問合せフォーム










