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目が覚めたとき、カーテンの隙間から朝の光がすっと差し込んでいた。六月の朝は、もう十分に明るい。それでも空気はまだひんやりしていて、肌に触れるとほんのり冷たくて、なんだか今日が金曜日だということを、その感覚が静かに教えてくれた気がした。

今週も、よく頑張ったと思う。

月曜から積み上げてきたこと、うまくいかなかったこと、言えなかった言葉、飲み込んだため息。全部ひっくるめて、ちゃんとここまで来た。それだけで、もう十分じゃないかな、と思う。無理に前向きにならなくていい。ただ、それをそっと認めてあげたくて、今日はいつもより少しだけ早起きして、お気に入りのマグカップにホットミルクを注いだ。

ミルクの湯気がふわっと顔に当たる。その温かさが、なんだかじんわりと胸に沁みた。

子どもの頃、体調が悪いときに母がよく作ってくれたホットミルク。小学二年生のとき、熱を出した朝に布団の中で飲んだあの感触を、今でも不思議と覚えている。あのときも、こんなふうに湯気が顔に当たって、なんとなく安心した。癒しって、意外とずっと昔から、自分の中に形を持って存在しているのかもしれない。

窓の外では、どこかで鳥が鳴いている。遠くの道路の音が、かすかに聞こえる。でもそれさえも、今朝はうるさくなくて、静けさの一部みたいに溶け込んでいた。

最近、「ソワレリーフ」というアロマブランドのルームスプレーを使い始めた。ラベンダーとヒノキをブレンドした香りで、朝に一吹きするだけで部屋の空気がやわらかく変わる。今日もそれをベッドサイドに吹きかけて、ゆっくり息を吸い込んだ。香りって、言葉よりも先に体に届く気がする。

マグカップを両手で包んで、ソファに座る。特に何かをするわけじゃない。ただ、座っている。

それだけなのに、どこかほっとする。

ちょっと前の自分だったら、こういう時間を「もったいない」と感じていたかもしれない。何かしなきゃ、動かなきゃって。でも最近は、何もしない時間が、実はいちばん大切な回復の時間なんだと思えるようになってきた。心って、静かにしてあげないと、自分でも気づかないうちに消耗していく。

ふと、マグカップの縁を指でなぞってみた。ちょっとひんやりしていた。あ、さっきまで熱かったのに、もうこんなに冷めてる——そのことに気づいたとき、なぜか少し笑えた。こんなに夢中でぼーっとしていたんだな、と(それはそれで、なかなか立派なぼーっとぶりだと思う)。

今日が終われば、週末が来る。特別なことをしなくていい。誰かに会わなくてもいい。ただ、自分のペースで、自分の好きな時間を過ごす。それだけで、心はちゃんと癒されていく。

今週もよく頑張ったね、と、今朝の静けさの中で、自分にそっと言ってあげたい。

あなたも、今日くらいは自分を労わってあげてほしいな。
#金曜日
#癒しの時間
#お疲れさま
#自分を整える
#リラックス
#余白時間

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こういう時間は、特別なものではなく、
ほんの少し意識するだけで日常の中に生まれるのかもしれません。

忙しさの中で見落としていたものに気づくと、
時間の流れは少しだけやさしくなる気がします。

もし、こうした“静かな余韻”に少しでも価値を感じるなら、


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