
金曜日の朝って、なんとなく空気が違う気がする。
窓の外がまだ薄青くて、カーテンの隙間から差し込む光がやわらかい、あの時間。起き上がる前に、ふと「今週もよく頑張ったな」って思う瞬間がある。声に出すわけでもなく、誰かに言うわけでもなく、ただ心の中でそっとつぶやくだけの、小さな言葉。
今週はどうだったかな。
月曜日から積み重ねてきたこと、ぜんぶちゃんと覚えてる。うまくいかなかった日もあったし、なんだか気が張ったまま眠れなかった夜もあった。それでも毎朝ちゃんと起きて、ちゃんと向き合ってきた。それだけで、もう十分すぎるくらいだと思う。
最近、朝の支度の前にお気に入りのハーブティーを一杯だけ淹れる習慣ができた。「ルナフォリア」というブランドのカモミール&ラベンダーブレンドで、お湯を注いだ瞬間にふわっと広がる甘い香りが、なんとも言えない癒しをくれる。ぼんやりしながらカップを両手で包むと、じわっとした温もりが指先まで届いて、ああ、今日もここにいるな、って思える。
子どもの頃、疲れたとき母がよく「ちょっと座り」って言って、温かいものを持ってきてくれた。何を飲んだかは覚えていないけれど、あの「座っていいよ」という言葉の感触だけは、今でも体のどこかに残っている気がする。大人になってからも、誰かにそう言ってもらいたい夜はある。だから今は、自分で自分にそう言ってあげることにしている。
ちなみに今朝、カップを持ちながらぼんやりしていたら、テーブルの端にぶつかって中身を少しこぼしてしまった。静かな朝に「あ」って小さく声が出て、ひとりでちょっと笑った。回復どころか朝から洗い物が増えたけど、なんかそれもいいか、って思えた。
疲れているとき、心って静けさを求めているんだと思う。
何かをしなきゃとか、切り替えなきゃとか、そういう焦りじゃなくて、ただ静かに座っていられる時間。音楽もいらなくて、スマホも置いておいて、窓から入ってくる朝の光と、カップの中の湯気だけを見ている、そんな時間。それだけで、じわじわと何かが溶けていく感覚がある。
回復って、劇的なものじゃなくていいんだと最近思う。どこかに行くとか、何かを変えるとか、そういうことじゃなくて。ただ、自分の呼吸に気づいて、今日の自分を「よく来たね」って迎えてあげる。それが、静かな回復のはじまりなのかもしれない。
金曜日の朝は、そのための時間だと思う。
一週間分の疲れを無理に振り払わなくていい。ただ、ここに座って、温かいものを飲んで、今週もちゃんといたね、って自分に言ってあげてほしい。その静けさの中に、ちゃんと癒しはある。週末は、そこからゆっくり始まっていく。
#金曜日
#癒しの時間
#お疲れさま
#自分を整える
#リラックス
#余白時間
こういう時間は、特別なものではなく、
ほんの少し意識するだけで日常の中に生まれるのかもしれません。
忙しさの中で見落としていたものに気づくと、
時間の流れは少しだけやさしくなる気がします。
もし、こうした“静かな余韻”に少しでも価値を感じるなら、


